ニットの仕事に関わる論評、意見、私見、異見をいろいろな立場から。

「うえあらぶる」より「上を選ぶ・・」

繊維業界にウエアラブルという切り口はあるか  さきに本欄に、IT産業界や医療・介護業界から繊維業界に対し「ウエアラブルと云う切り口」でオファーが掛かる可能性大の現況にあるようだ――旨の記述をした事がある。  ご承知の通り「ウエアラブル(Wearable)」とは、本来の意は「着用出来るもの」、つまり「衣服」そのものを指す英単語だが、多少の意訳をすれば「着用以外の目的を以って着用出来」、すなわち「複合的な着用目的を( 他・・・

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トレンドの捉え方に新しい視点を

ヒントは「飾」で・・・「襟」か?        〓 フリーライター 岸本 尚子 マーケットは「私の欲しいもの」を求めている  毎年、毎シーズン次から次へと、これが「トレンドだ」とばかりにお店に並ぶ商品は、よくよく見れば酷似のアイテムやデザインがほとんど。そうした流れや積み重ねが行き着く先と云えば、そのトレンド商品なるものの寿命(ライフサイクル)がどんどん短命になる結末でしょう。  これは、もともと気まぐれで飽き易い消・・・

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「刺繍」や「ニット」で救う明るい未来

ユニバーサル・デザインの表示マーク創りには、刺繍がピッタリ!                            □□■ フリーライター 岸本尚子  ユニバーサル・デザインとは「普遍的な」とか、「全体の」、と云う形容詞が示している通り、「すべての人のためのデザイン」を意味し、年齢や障害の有無などにかかわらず、最初から出来るだけ多くの人が平等に利用可能であるようにデザインすること、もしくはデザインされた形を云います。・・・

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「おもてなし」を、カジュアル業界でも

■■□ オフィスふで箱:下谷洋司のちょっと一言 □■■ 「おもてなし」を、稼ぎネタに考えてみよう・・  日本政府の観光局発表によると、昨年度(暦年)*1)にわが国を訪れてくれた外国人旅行者数は、データを取り始めてから過去最高の1341万人を記録したとか。この状況を創り出した最大の〝功労者〟は、「円安の為替相場」だろうが、それは兎も角、GDPの2倍強にも相当する膨大な国の借金を少しでも減らすには、例え「焼け石に水」の感・・・

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ハイブリッド・ニットの創出を考えてみよう

■□□ 岸本未来 □□■ 「ニット生産業界における大きな変化」  衣料業界の市況は、店頭不振・低価格指向の浸透が最大の特徴となりました。グローバル化が進む中での芳しくない市況。しかしこうした市況下において、大きな生産・流通の変化が起こっている事が注目されます。アパレル業界は、旧来の卸ビジネス中心のあり方から、SPA化を進めて来ましたが、そのSPAのメーン舞台であった百貨店が流通の主役の地位を脅かされる状況になっていま・・・

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