アパレルの若い担当者には日本にはニット産地が無く、中国がニットの産地と思いこんでいることが多い。そこで、日本には古くから産地があることと、どの様に産地が形成されたかを学び再認識できることを願って、センイ・ジヤァナルの多くの先輩たちが歳月を費やし作成した、メリヤス:ニットの1950年代の主産地の実態記事と当時の地図を再掲載する。各産地は大きく変貌したが産地としては今なお健在である。

栃木県のニット、メリヤス産地 ’50s

「メリヤス業界展望」、メリヤスの手帳1960年版(センイ・ジヤァナル社発行)より。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 織物産地からトリコット王国栃木へ 栃木県は古くからの織物産地で、全国屈指の繊維県であるが、メリヤスが県内に大きな勢力を占め、また全国的にもその名を知られるようになったのは戦後のことである。特に足利のトリコットが急速な発展を遂げたことによって、栃木県のメ・・・

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福島のニット、メリヤス産地 ’50s

「メリヤス業界展望」、メリヤスの手帳1960年版(センイ・ジヤァナル社発行)より ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ バルキーの福島  福島県横編メリヤス業界は保原町、梁川町を中心に福島市、二本松などの県北部と喜多方市を中心に会津地方で形成されている。業界の組織として、福島県横編メリヤス工業組合が、その翼下に二百三十余社を収めている。  アウトサイダーは、約六十余で、平均二台程度を所・・・

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山形のニット、メリヤス産地 :1960年

「メリヤス業界展望」、メリヤスの手帳1960年版(センイ・ジヤァナル社発行)より ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ■■□ 山形は粗ゲージ中心の産地  山形県の企業は九割強が横編メリヤスで、他に作手業者、靴下業者があるが、その規模は極めて小さい。産地の発足は戦後で、現在のメーカーの中心的なメンバーは、ほとんど生糸業者である関係上、繊維については、かなりの知識をもって出発・・・

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